研究課題
基盤研究(C)
本研究では、高齢者の誤嚥性肺炎予防を目指し、老人ホーム在住の高齢者を対象にして、Sarcopenic dysphagiaと呼吸筋サルコペニアの発症と合併頻度を調査し、誤嚥性肺炎の発症との関連を横断的に分析することを目的とする。また、このコホートを基に、老人ホームで実施されている体操プログラムへの参加がこれらの疾患の発症予防にどのように寄与するかを評価し、今後の誤嚥性肺炎予防のためのリハビリテーションプログラムの開発に役立てることを目的にする。最後に、尿中エクソソームを用いたこれらサルコペニア診断用の簡便なバイオマーカーの開発を行う事を目的とする。