胃オルガノイドライブラリを用いた胃の細胞老化機構の解明：胃発癌と細胞老化の関連

• 研究課題/領域番号: 24K14790
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分59040:栄養学および健康科学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 国田 朱子 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (50608768)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: オルガノイド / 老化 / 胃がん

研究開始時の研究の概要

近年老化は細胞レベルでは老化細胞の蓄積と理解され幹細胞老化が関与することがわかってきた。癌も幹細胞老化の異常により発生すると考えられているが老化と癌化の関連は未解明である。本研究では申請者が樹立した幹細胞培養モデルであるオルガノイドを用い胃の幹細胞老化機構と癌化との関連を解明することを目的としている。さらに胃癌の前癌病変と考えられている腸上皮化生に着目し、腸上皮化生が老化か前癌病変か、また腸上皮化生が胃の幹細胞老化により発生するか明らかにする。
本研究により胃の老化と癌化の関連が明らかになり胃癌の新たな予防戦略を提案することができると期待される。