研究課題
基盤研究(C)
抗がん剤治療においては、粘膜障害による腸管免疫低下、さらには治療効果および栄養状態の悪化が懸念されている。また、腸管と密接に関係する免疫および栄養状態を改善するには介入が必要であるが、医薬品には使用制限があるため、機能性を有する食品成分の利用に期待が持たれている。本研究では、分子標的薬による免疫の低下を生体外から予測できるマーカーを確立し、この副作用を回復させる食品成分を特定する。