研究課題
基盤研究(C)
外れ値に妥当に対処するためのロバスト統計は長い歴史をもち研究が進んでいる.21世紀に入りデータ取得が容易になってビッグデータが現れた.データやモデルの構造が複雑化すると同時に,外れ値は大量になり多様になり,ロバスト統計の発展は重要な課題となっている.本研究では,複雑構造に対しても妥当性が確保され,ビッグデータを想定しても計算効率が高いロバスト統計手法の開発を目的とする.