計算資源の抽象化を必要としない関数型言語の開発

• 研究課題/領域番号: 24K14894
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分60050:ソフトウェア関連
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 上野 雄大 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (60551554)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 関数型言語 / コンパイラ / ガベージコレクション / 動的型付け / SML#

研究開始時の研究の概要

本研究では、すでに広く実用化されているC言語などのように、最新の計算機ハードウェアの機能やソフトウェアの恩恵を直接享受できるような関数型言語を作ることを目指す。関数型言語が理論設計の段階から持っている仮定のうち現実の計算機システムとかけ離れているもの、なかでも「メモリは自動的に管理されること」および「プログラムの中にしかデータがないこと」に焦点を当て、関数型言語の特徴を保ちながら、それらの仮定を除去することを試みる。本研究の全成果はSML#コンパイラに実装し公開する予定である。