環境や対象の変更へ容易に対応できる人物行動認識システムに関する研究

• 研究課題/領域番号: 24K15005
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分61010:知覚情報処理関連
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 阿部 亨 東北大学, サイバーサイエンスセンター, 准教授 (80222652)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 人物行動認識 / 階層的認識モデル

研究開始時の研究の概要

映像からの人物行動の認識は，種々のアプリケーションで利用されているが，観測する環境や対象となる行動はアプリケーション毎に異なり，同じアプリケーションでも，環境や対象の変更が運用中に必要となる場合も多い．このような状況へも適用できるよう，本研究は，環境や対象の変更へ容易に対応できる人物行動認識システムの実現を目指す．具体的には，人物行動認識を抽象度の異なる複数のレベルに分け，各レベルで独立に処理を行う認識モデルを階層的に組み合わせてシステムを構成し，目標の環境や対象が変更された際でも，システム全体を変更することなく，関連するレベルの認識モデルに対する更新のみで対応できるようにする．