研究課題
基盤研究(C)
本研究では,直交反復法と呼ばれるカメラ姿勢推定方法の新たな展開について考える。具体的には,次に示す三つ観点について研究を行う。①適用範囲の発展:点対応を用いる直交反復法と線対応を用いる直交反復法を基に点対応と線対応を同時に扱えるように定式化して,全く新しい直交反復法を確立する。②新しいカメラへの発展:全方位カメラに対する直交反復法を提案し,現在提案されている全方位カメラに対するカメラ姿勢推定手法よりも高精度な方法を開発する。③応用範囲の発展:直交反復法の応用例として,カメラ姿勢に加えて画像から計算した3次元点の値も同時に最適化するバンドル調整を直交反復法を用いた新しい実装として開発する。