研究課題
基盤研究(C)
グラフ描画手法のひとつであるモーフィングエッジ描画(MED)に透明度を制御する仕組みを導入するとともに、可読性向上に有効な設計指針を明らかにすることを目的とする。そのために、(1) MEDにおけるモーフィングの形態として、半透明色の利用可能性を明らかにする。(2) 半透明エッジの「交差」を定義し、交差を避けるモーフィングのスケジューリング方法を見直す。(3) モーフィングによる付加情報のコーディング方法を明らかにする。透明度を適切に制御することで、空間的あるいは時間的変化をなめらかにし、視覚的負担を軽減できる。さらには、変化のなめらかさを制御することで、連結図の表現力の拡張も期待できる。