研究課題
基盤研究(C)
脳波の常時計測は,病気の早期発見や脳異常の検知,ブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)の利用といった社会的なメリットがある.しかし,被計測者の負担にならないような簡易的な計測装置(ウェアラブルデバイス)の信号品質は著しく低く,常時計測の社会実装を阻んでいる.本研究では,このような計測装置の信号にも適用可能な信号分解法を開発することで,信号品質を飛躍的に高めることを目指す.最終的には,誰でも簡単に使える形で信号分解法を公開することで,簡易的計測装置の普及を狙う.