研究課題
基盤研究(C)
我々は日常生活の中で多種類の食品に接しており,それらを食している.しかしながら最初からそれらの食品に対する食経験があることはなく,ある食品に対して最初は未経験であったものが,その後の食経験を通じて最終的に「食べ慣れた状態」へ遷移する.我々はどのように「食べ慣れる」のであろうか?あるいはどの程度の食経験によって「食べ慣れた」状態を獲得できるのであろうか?本研究プロジェクトでは我々の研究グループが今まで独自に構築してきた手法によってどの程度の食経験があれば食べ慣れるのか?あるいは食べ慣れることでその食品に対する我々の味覚や嗅覚の知覚・認知がどのように変わるのかについて検討を行う.