| 研究課題/領域番号 |
24K15173
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分62010:生命、健康および医療情報学関連
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| 研究機関 | 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 |
研究代表者 |
坂手 龍一 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 医薬基盤研究所 難病・免疫ゲノム研究センター 難病情報資源研究プロジェクト, プロジェクトリーダー (50509495)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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| キーワード | 臨床試験情報 / 疾患横断的解析 / 標的遺伝子/パスウェイ / ドラッグ・リポジショニング / データベース |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では、難病・希少疾患を対象に、これまで開発されてきた薬物(医薬品)と、それらの薬物の標的となる遺伝子やパスウェイ(生体内の分子ネットワーク)などの情報をもとに、ドラッグ・リポジショニング(DR)候補を探索する。DR候補は、既存薬が適用できる新たな疾患候補のことである。本研究では、申請者らがこれまでに開発したDR候補探索技術を、機械学習等により大幅に改良し、DR実現性を評価するDRスコアの信頼性向上を図り、申請者らのデータベース"DDrare"から公開する。これによって、患者が少なく創薬が難しい、難病・希少疾患の創薬を促進することを目指す。
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| 研究実績の概要 |
難病の多くは患者の少ない希少疾患である。重篤かつ慢性的な疾患も多く、取り残された疾患領域として治療法開発は喫緊の課題である。この課題解決のアプローチとして、疾患横断的な解析が創薬研究として有効であると考えられる。本研究では、臨床試験の情報を標的遺伝子と疾患関連遺伝子の情報と合わせて、疾患横断的に解析することができれば、創薬情報として非常に有効であると考える。このためのデータベースとして、DDrare(ddrare.nibn.go.jp)を申請者らは開発してきた。蓄積された創薬情報は、特にドラッグ・リポジショニング(DR)候補の探索に有効であることが、申請者らのこれまでの研究でわかった。社会実装を進めるためには、DR候補探索の信頼性をさらに高めることが重要である。本研究では、過去の申請者のDR候補探索アルゴリズムを、臨床試験のDR事例を教師データとする機械学習等により改良し、信頼性向上を図ることを目的とする。 本研究初年度の令和6年度は、(1) 指定難病341疾患(令和6年4月時点)の疾患オントロジーや創薬情報等の解析、(2) DDrareの小規模更新、(3) 学会発表等のアウトリーチ活動を行った。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度である令和6年度は、本研究の3つの課題(①-③)について以下のように研究開発を行い、おおむね順調に進展している。 ① DRスコア(Drug Repositionability Score, DRS)の創出: 新規DRスコアの開発に向けて、ベースとなる指定難病341疾患(令和6年4月時点)の疾患名辞書の作成、遺伝子・パスウェイ情報の解析を行った。臨床試験情報については、jRCT(Japan Registry of Clinical Trials:臨床研究等提出・公開システム;jrct.mhlw.go.jp)と連携し、国内の指定難病の臨床試験(治験)実施状況を調査した。 ② 「ドラッグ・リポジショニングページ」の開発・公開: DDrareの上記ページ(DR info)のDRスコア表記についてインターフェースを一部改良した。また、研究成果発表(医療情報学会)を行い、DDrare及びそのドラッグリポジショニング解析等について発表及び議論を行った。また、DDrareデータの解析を含む、難病創薬情報の解析論文(Tanabe et al. NAR Molecular Medicine. 2024)を発表した。 ③ DDrareのデータ更新・機能拡張・高速化: DB公開サーバの管理を行うとともに、データ及びシステムの修正・改良等マイナーな更新を行った。令和7年度からの研究所の英語略称変更(NIBIOHN→NIBN)に伴い、DDrareのURLを「ddrare.nibn.go.jp」に変更した。令和6年度のアクセス数は令和5年度比6倍に増加し、患者会(なんコミュ:https://nancommu.net)からのリンク依頼等も受けた。
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| 今後の研究の推進方策 |
3年計画の2年目となる令和7年度は、本研究の3課題(①-③)について、以下のように研究開発を推進する計画である。 ① DRスコア(Drug Repositionability Score, DRS)の創出: 疾患等オントロジーデータや、過去の臨床試験(DR事例)データを解析し、多元的なデータをもとに新規DRスコアを疾患間で評価する(A疾患←→B疾患)。難病以外の創薬データについても検討し、DRスコアの品質を高める。 ② 「ドラッグ・リポジショニングページ」の開発・公開: ①の解析データの構成案をもとに、DDrareの上記ページの開発を進める。特に、現状の疾患からだけでなく、薬物からみた時のDR状況について、表示する仕組みを検討する。 ③ DDrareのデータ更新・機能拡張・高速化: DB開発によるシステム改良、本公開を行う。学会・論文等による情報発信を進め、ユーザーの意見を聴取してさらなる改良に活かす。
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