研究課題
基盤研究(C)
本研究は、天然状態では一定の構造をとらないディスオーダータンパク質あるいはタンパク質中のディスオーダー領域(IDPs/IDRs) のうち、相手のタンパク質との複合体形成により立体構造が現れる(induced folding) ものを解析対象とし、そのアミノ酸配列情報からの立体構造情報の予測を試みる。近年急速に発展している深層学習ベースの立体構造予測手法に加えて、ダイナミクスに関わる特徴を抽出して取り込むことにより、未だ予測精度が低いinduced folding するIDPs/IDRsに対する立体構造予測の精度の向上を図る。