研究課題
基盤研究(C)
本研究では、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)による機械学習を活用して、手書き漢字の正誤判定を、高精度リアルタイムに行う機能を備えたオンライン漢字書取りテストシステムを研究開発する。現在の漢字書取りテストの漢字の正誤判定では、「とめ・はね・はらい」の扱いで正誤の判断が異なる文化庁の指針と文部科学省の学習指導要領があるため、それぞれに準拠したCNNモデルを開発し、実験を通して開発したCNNモデルの有効性を検証する。そして開発したCNNモデルをオンライン漢字書取りテストシステムに組み込み、2つのCNNモデルによる採点結果をテスト終了直後に表示するリアルタイムフィードバックの実現を目指す。