大腸腫瘍可視化マウスを用いた放射線に起因した初期病変から腫瘍までの形成過程の追跡

• 研究課題/領域番号: 24K15297
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分63020:放射線影響関連
• 研究機関: 公益財団法人環境科学技術研究所
• 研究代表者: 山内 一己 公益財団法人環境科学技術研究所, 生物影響研究部, 研究員 (40415419)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: 放射線 / 発がん / モデルマウス / 突然変異 / オルガノイド

研究開始時の研究の概要

放射線により生じる腫瘍の初期段階から腫瘍までのがん幹細胞の経時的解析系を構築した。このマウスに放射線を照射して腸のがん幹細胞の特異的な変異や遺伝子発現、腫瘍の悪性化の進み方などを解析することで、放射線により生じた腫瘍と放射線を当てないで生じた腫瘍の遺伝子発現やDNA損傷の違い、悪性化の進み具合のほか、放射線照射で生じたがん幹細胞の初期段階の特徴を明らかとすることができる。