ヨウ素の特長を活用した都市鉱山からのAuリサイクルシステムの開発

• 研究課題/領域番号: 24K15351
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分64030:環境材料およびリサイクル技術関連
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 松野 泰也 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (50358032)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: ヨウ素 / 製錬 / 金 / 電解精錬

研究開始時の研究の概要

本研究では、ヨウ素を核とした電気化学と物理的特長に基づく、金属の溶解と析出のメカニズムを探求する。具体的には以下を実施する。
1)　薄液層接続電解槽の基本設計
2)　Auの浸出速度、電解採取におけるI2の析出抑制の観点からの最適なI2/I-溶媒組成の探求
3)　都市鉱山中の他の金属元素共存下でのAuの浸出および電解採取を行い、各種金属元素の影響度の定量、および前処理による影響の抑制の検討
4)　使用済み電気・電子機器からのAuの浸出と回収の実施とLCAによる温室効果ガス(Greenhouse Gas, GHG)排出量の定量およびコスト評価