マイクロプラスチックのサンゴ礁における動態と造礁サンゴへの影響

• 研究課題/領域番号: 24K15376
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分64040:自然共生システム関連
• 研究機関: 琉球大学
• 研究代表者: 藤村 弘行 琉球大学, 理学部, 教授 (20398308)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
• キーワード: マイクロプラスチック / サンゴ礁 / サンゴ / 影響評価

研究開始時の研究の概要

人間活動によって陸上で廃棄されるプラスチックはやがて一部が海洋ゴミとなり、長期間に渡って海面を漂い、風波や紫外線による物理的・化学的劣化によって破砕され微細化する。このうち5mm以下の大きさになった断片がマイクロプラスチックであり、世界中の海域へ拡散している。本研究ではサンゴ礁海水に含まれるマイクロプラスチックの大きさ、数、組成、潮位や季節によるこれらの変動性を調べることによりサンゴ礁におけるマイクロプラスチックの動態を明らかにし、インド-太平洋のサンゴ礁海域に広く分布するミドリイシ科の造礁サンゴにどのような生理的影響を及ぼすことになるのかを評価する。