研究課題/領域番号 |
24K15383
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分64040:自然共生システム関連
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所(環境研究部、食と農の研究部及び水産研究部) |
研究代表者 |
幸田 良介 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所(環境研究部、食と農の研究部及び水産研究部), その他部局等, 主任研究員 (60625953)
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研究分担者 |
石塚 譲 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所(環境研究部、食と農の研究部及び水産研究部), その他部局等, 主任研究員 (00333435)
原口 岳 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所(環境研究部、食と農の研究部及び水産研究部), その他部局等, 研究員 (90721407)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ニホンジカ / 生息密度 / 安定同位体 / 加害性 / 履歴効果 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は「過去のシカ高密度状態の経験が加害性の高い個体を生み出すのではないか」という仮説を検証することで、野生動物による農業被害問題解消を目指すものである。大阪府北摂地域を対象としたフィールドワークと、過去10年に渡る詳細なシカ生息密度分布データ、そしてシカの農作物依存度を定量評価する独自技術を用いた解析を実施することで、農作物への加害性の高いシカ個体を生じさせる要因を解明する。本研究により、農業被害低減のためにシカ低密度状態を維持すべき年数や、捕獲による個体数管理とともに生息環境管理や侵入防止対策を進めていく必要性を明示し、獣害問題解消への道筋を見出していく。
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