研究課題
基盤研究(C)
全国自治体のパネルデータを用いた計量経済分析と、国内外の先進事例調査を通じて、家庭系食品廃棄物の減量・利活用を促進するために必要な制度設計について検討する。動脈産業と静脈産業の有機的連携を進め、家庭系食品廃棄物の減量・利活用を促進するための課題や方向性を理論と実践の両面から明らかにする。そして、循環経済の実現につながる家庭系食品廃棄物の持続可能な資源循環のあり方について考察し、まだ食品廃棄物の分別収集や資源循環を実施していない国内市町村等への拡大可能性について検討する。