研究課題
基盤研究(C)
2050年までのカーボンニュートラルの実現には、内燃機関を用いない新たなエネルギー生成技術の開発だけでなく、現行の内燃機関における温室効果ガスの抑制技術の開発も重要な課題である。本研究は、現行の内燃機関における温室効果ガスおよび煤の生成抑制を実現する新たな技術の開発を目的として、まだ研究例が少ない残存燃料の燃焼過程と排出ガスおよび煤の生成に及ぼす雰囲気環境の影響の解明に取り組む。本研究で得られた成果は、内燃機関やその他の燃焼機関における温室効果ガスの排出抑制技術に応用できるだけでなく、高圧・高温環境下における燃料貯蔵庫での火災予防技術の開発にも応用できる可能性が有る。