研究課題
基盤研究(C)
本研究はアイダホ州北西部のコーダレーン市におけるフィールドワーク(参与観察)に基づく民族誌的手法によってクリスチャン・ナショナリストの米国理解(自画像)や世界認識(世界観)を内在的に捉えつつ、保守派内における論争や相剋、ワクチンや気候変動、選挙制度などをめぐる陰謀論との関係を探り、その今日的特徴を明らかにすることを射程とする。具体的には、令和6年(2024年)から3年間、毎年8月(初年度は30日間、翌年・翌々年度は15日間)をコーダレーンにおけるフィールドワークに充てる。