研究課題/領域番号 |
24K15493
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
佃 陽子 成城大学, 法学部, 准教授 (90512327)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 日系人 / メディア表象 / 「日本人」の境界 / トランスパシフィック / ナショナル・アイデンティティ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、1980年代の日系人ブームを中心に日本の大衆メディアにおける日系人の表象の変遷をたどり、「日本人」の自己と他者のはざまとして描かれてきた日系人が「日本人」の境界の構築に果たした役割を検証するものである。大衆メディアによって広がった日系人のイメージは、日本という国民国家の歴史観、および「日本人らしさ」を示す「日本人」の境界の形成においてどのような影響を与えたのか。本研究では、南北アメリカの複数の地域に拡散した多様な「日系人」のイメージを日本の大衆メディアを通じて接合し、それらが逆照射する「日本人」の境界の曖昧性や恣意性を考察するものである。
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