研究課題
基盤研究(C)
本研究は、戦後日本において宿泊客数を増加させた3つの代表的な大規模温泉地を対象として、高度経済成長期における①当該温泉地の地方公共団体の行財政分析、②温泉資源の利用・管理やインフラ整備など地方公共団体(都道府県ならびに市町村)の政策分析、③市町村議会での議論・議員選挙の動向など政治過程の分析の3つを総合分析するものである。温泉地の発展要因を歴史的に分析することで、温泉地の地域発展・地域再生における諸政策の展開にも寄与することが期待される。