研究課題
基盤研究(C)
自然環境が観光資源になっている地域において,環境の保全と活用のバランスの重要性が指摘されている.しかし,観光利用の実態およびこれによる環境変化は十分に把握されていない.このため,オーバーツーリズムによる環境への影響の懸念は払拭されない.本研究では世界自然遺産に登録された沖縄県西表島を対象に,周遊観光の実態と観光利用による自然環境変化のモニタリング(共通課題),希少野生生物のロードキル対策(固有課題)に焦点を当て,観光と環境の定量的モニタリングと総合的マネジメント手法の確立を目指す.