ジェンダーとフェミニズムから再考する占領期日本のジャズ

• 研究課題/領域番号: 24K15584
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分80030:ジェンダー関連
• 研究機関: 早稲田大学
• 研究代表者: 佐久間 由梨 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90712646)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
• キーワード: ジャズ / 占領期 / ジェンダー / フェミニズム / 売春

研究開始時の研究の概要

本研究の研究対象は、占領期およびそれ以降の時代に、米軍基地での演奏経験を経て歌謡界に進出した女性のジャズ・歌謡曲歌手および彼女たちの楽曲である。文学研究の精読の方法論を用いて各作品を分析することを通じて、当時の日本において、ジャズを歌う女性歌手の身体および楽曲が、占領期に米軍に性的サービスを提供するために雇われた売春婦や、「パンパン」と呼ばれた街娼女性たちの経験を比喩的に想起させるものだったことを明らかにする。