研究課題
基盤研究(C)
複雑な社会課題の解決には、サービスをつくる活動に課題当事者である生活者自身が参加し、企業行政などと長期に渡り共創する方法論「リビングラボ(LL)」が有効である。しかし高齢者に対等なパートナーとして共創活動への参加を促し、高齢者の真の課題をサービスづくりに反映することは容易なことではない。本研究では、高齢者の日常の行動考えを反映したサービスづくりを促すLL方法論を提案し、その効果を実フィールドにおいて実証する。具体的には、高齢者が日常生活で身の回りの課題に関するデータを収集する仕組みを提供し、その後のWSで同データを活用する共創プログラムを開発し、その効果を検証する。