研究課題
基盤研究(C)
人の動作や技能をデータ化することにより「身体負荷の軽減」と「作業の効率化」を両立させることを目的に、各作業者に対応した作業補助具のパーソナライゼーションデザインの可能性を追求する。その方法として、作業中の動作姿勢と重心動揺、把持の圧力分布等を計測し、身体負荷と作業効率それぞれの観点から分析する。「身体負荷軽減」と「作業効率化」はトレードオフの関係になる可能性が高いため、両者の重み付けに応じた個別の作業補助具のデザインについて検討する。対象とする作業姿勢は、溶接等の「工具等を同じ姿勢で持ち続けて操作する作業姿勢」とする。