研究課題
基盤研究(C)
マイノリティユーザが対象となるデザインでは、市場原理に頼るだけでは持続可能な技術開発は困難である。我々はこの問題に対して、AI用途のデータセットを共創メディアとして位置づけ、社会貢献動機を開発モチベーションとしたサードパーティ開発者を巻き込む仕組みをデザインすることで、これまでの視覚障害当事者の屋外単独移動データセットから、自動販売機購入支援データセット等の視覚障害者の生活コンテクストに密接した多様なデータセット開発とその提供を実現する。障害支援から無関係であった開発者一人ひとりが自身の社会貢献動機に基づき、容易に支援技術開発に参画可能な社会実現を目指す。