研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、地域の共創基盤であるリビングラボが持続的に地域にもたらしているアウトカムを捉える標準フレームワークの構築である。そのため、個別の共創プロジェクトが創出する直接的かつ具体的な成果ではなく、「プラットフォームとしてのリビングラボ」がもたらす社会関係資本・共創意識といった無形資産に焦点を当てる。全国のLLの代表的事例および地域で成果を上げているセクターを超えた共創活動を取り上げ、発展的評価の手法を用いてインパクト測定を行い、統合的かつ循環的なロジックモデル分析を通じて、その間接的・持続的なアウトカムを可視化し、実践で活用することを可能とする標準フレームワークを構築する。