配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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研究開始時の研究の概要 |
本研究では, 物理的刺激とそれに対する蟻個体の心理的評価との差異に着目し, 視覚刺激のインプット情報を利用する際の個体の動きに焦点を当てることで, 異なる感覚器官からの個別情報の統合理解を行動学の観点から行うことを目的とする. この試みによって, 探索者自身を世界の中心と据えるのではなく, 入力刺激と運動学的情報とを併せることで, 探索者自身の環境に対する相対的位置づけ生成のトイモデルとして蟻を用いることができるようになると考えられる. 蟻が視覚情報を空間内に正しく埋め込み, 距離感や奥行という, より主観的で曖昧な知覚を行うのか, という問いにも通じている.
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