研究課題
基盤研究(C)
周波数15 ~ 90 Hz,加速度振幅0.1 ~ 0.3 G程度の微振動刺激が骨形成の促進や骨粗鬆症予防に効果があると言われている.しかしながら,このような低強度の振動負荷を骨芽細胞や骨細胞などの骨系細胞がどのように感知しているのか.その細胞力覚機構は明らかにされていない.本研究課題は,骨芽細胞が微振動刺激を感知するメカニズムの解明を目的としている.具体的には,骨芽細胞に対して微振動刺激を付与してその際の細胞核揺動現象を高時間分解能でその場観察し,細胞核の揺動現象を詳細に解析すること.ならびに,骨芽細胞を効率的に活性化するための振動条件を探索する.