研究課題
基盤研究(C)
血清中に最も高濃度に存在する酸化型および還元型のアルブミンの酸化ストレス疾患に関わる膠質浸透圧の維持、内因性リガンドや薬物の輸送担体、活性酸素種のスカベンジ(抗酸化)等の役割に着眼し、その疾患マーカーとしての有用性について注目する。本研究では、申請者が独自に開発した長尺カーボンナノチューブ/カルボキシメチルセルロース電極を用いた、酸化型アルブミンの電気化学還元による独自の定量法、および還元型/酸化型アルブミン比率を上げうる血液浄化システムにより、酸化ストレス疾患に対する新規の診断法、および治療法を開発する。