リン酸化活性測定による血中からのがん転移シグナルの検出

研究課題

研究課題/領域番号	24K15715
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
審査区分	小区分90110:生体医工学関連
研究機関	国立研究開発法人産業技術総合研究所
研究代表者	鍵和田晴美国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (40443204)
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス	交付 (2024年度)
配分額 *注記	4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円) 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円) 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円) 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード	リン酸化 / シグナル伝達 / 細胞外小胞
研究開始時の研究の概要	近年、がん転移進行には血中の細胞外小胞が重要なことが明らかになりつつある。培養細胞を用いた研究から、転移性がん細胞由来の細胞外小胞はシグナル活性を持つリン酸化分子群を内包し、転移先の細胞に取り込まれることで、転移に関連するシグナル伝達パスウェイを強制的に活性化して転移を促進する可能性が提示された。しかしこの活性はヒト患者血清では実証されておらず、その実態はほとんど明らかにされていない。そこで本研究では、申請者がこれまでに開発したリン酸化アレイとパスウェイ解析技術を用いて、転移性がん細胞由来の細胞外小胞が本当に転移に関連するパスウェイを活性化するのか、またそのパスウェイは何か、を明らかにする。