研究課題
基盤研究(C)
ミクログリアの基礎研究はこれまでにその多くがマウスを用いられており、非ヒト霊長類においては遺伝子導入技術や知識が十分でないことから多くの謎が残ったままである。そこで本研究では、非ヒト霊長類ミクログリアに対して効率的に感染するAAVカプシドおよび効率的に発現するプロモーターを開発することを目的とした。本研究成果によって、これまで研究が進んでいなかった非ヒト霊長類におけるミクログリアの機能解明や、将来的にはヒトへの遺伝子治療法の開発にも応用可能な成果になると期待される。