遺伝子多型を考慮したmRNA医薬による炎症反応を予測・評価する手法の構築

• 研究課題/領域番号: 24K15821
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分90140:医療技術評価学関連
• 研究機関: 国立医薬品食品衛生研究所
• 研究代表者: 内田 安則 国立医薬品食品衛生研究所, 遺伝子医薬部, 主任研究官 (80793603)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: mRNA医薬 / 炎症反応 / RNAセンサー / 遺伝子多型 / 評価用細胞株

研究開始時の研究の概要

RNAを認識して炎症を誘導するRNAセンサーの遺伝子には機能増強・減弱型アレルが高頻度で存在し、これはmRNA医薬による副反応の個人差の一因と考えられる。しかし、RNAセンサーの遺伝子多型がmRNA医薬による炎症反応に及ぼす影響は解析されておらず、mRNA医薬の安全性評価の上で課題となっている。本研究では、高頻度のRNAセンサーアレルを発現する細胞株パネルを作製し、これを用いて遺伝子多型の影響も含めてmRNA医薬による炎症応答の発現を予測・評価する手法を構築する。