研究課題
若手研究
本研究の目的は、"良い研究"とはどのようなものか、その特徴づけと、そして、その特徴を哲学的な考察に基づき正当化することである。研究論文のデータベースやその分析ツールの発展に伴い、被引用数などの数字で測定できる側面に関する理解が深まり、その適用は推進されていく一方で、とりわけ人文社会学系などに見られる地域性や時代性と結びついた研究の特徴・意義を適切に捉え、それを考慮に入れながら研究を評価する仕組みの確立が期待されている。本研究では、科学計量学と哲学を融合しながら、より包括的な評価指標を確立する。