研究課題/領域番号 |
24K15890
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分01010:哲学および倫理学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
田村 康貴 長崎大学, 多文化社会学部, 助教 (40952651)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ベルクソン / 道徳 / 第三共和政 / フランス哲学 / 『道徳と宗教の二源泉』 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、第三共和政期フランスの哲学者と社会学者が繰り広げた道徳の基礎をめぐる論争はいかなるものであったのか、という問いを考察する。この問いを考察するにあたり本研究が着目するのは、ベルクソン哲学の受容と変容である。論争の渦中にあった哲学者と社会学者は、ベルクソン哲学を肯定的または否定的に受容しながら自説を洗練させていったことに加え、当のベルクソンも独自の仕方で道徳の基礎を探求しながら自身の哲学を変容させていったからである。そこで本研究は、道徳の基礎をめぐる論争においてベルクソン哲学がどのように受容され変容していったのか、という問いを核心に据え、道徳の基礎をめぐる論争の実態解明に取り組む。
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