研究課題/領域番号 |
24K15931
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分01050:美学および芸術論関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
角井 誠 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90803122)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 映画 / 映画理論 / アンドレ・バザン / リアリズム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、デジタル化以降の映画メディアの状況を踏まえ、フランスの映画批評家アンドレ・バザンの著作を多面的に読解するものである。映画の支持体がフィルムからデジタルに移行するに伴い、旧来の映画理論の有効性が問い直されてきた。写真の客観性に基づくリアリズムを説いたバザンの映画論もその例外ではない。しかし、近年の文献の発掘作業によって、バザンの映画論が多様な広がりをもつものであることが明らかとなりつつある。本研究では、バザンの鍵概念の一つである「不純な映画」を広義にとらえ直し、その映画論を多面的かつ包括的に再検討することを通じて、その今日的意義を明らかにすることを目指す。
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