研究課題/領域番号 |
24K15956
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 開志専門職大学 |
研究代表者 |
鈴木 潤 開志専門職大学, アニメ・マンガ学部, 助手 (90978818)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 日本映画 / 女性監督 / 田中絹代 / パンパン / 女性観客 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、日本映画史を代表する女優である田中絹代が、女性映画監督として世に送り出した作品たちに登場する「パンパン」(街娼)の表象を取り上げる。特に、田中絹代が女優としてパンパンを演じた『夜の女たち』(1948年、溝口健二。松竹京都)と、監督としてパンパンを演出した『女ばかりの夜』(1961年、田中絹代。東京映画・東宝)との比較分析を中心にしながら、女性監督が演出する、戦後日本の経済的・社会的混乱のなかを「身体を売る」ことで懸命に生き抜いた女性たちを、その混乱期を実体験としてもつ女性たちがどのように捉えたのか、日本映画における「見る女性(女性監督、女性観客)」の実態を明らかにする。
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