日本現代文学におけるシスターフッド表象の研究――3Fミステリーを手掛かりに

• 研究課題/領域番号: 24K15994
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分02010:日本文学関連
• 研究機関: 国際日本文化研究センター
• 研究代表者: 駒居 幸 国際日本文化研究センター, 総合情報発信室, 特任助教 (60844941)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2027年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
• キーワード: 犯罪小説 / 3Fミステリー / 女性同士の関係

研究開始時の研究の概要

近年、女性間の連帯や絆を指すシスターフッドという言葉への関心が高まっている。本研究では1990年代頃に注目された「3Fミステリー」――女性の作者による、女性を主人公にした、女性の読者に人気を集めたミステリー。Fは"Female"を指すー――とその書き手に着目し、そこにどのような女性間の関係性が描かれてきたのか、その描写が時代とともにどのように変化したのかを検証し、日本現代文学におけるシスターフッド表象の系譜の一端を記述する。