研究課題/領域番号 |
24K16015
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
閑田 朋子 日本大学, 文理学部, 教授 (40328654)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2027年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | センセーション小説 / 社会問題小説 / ジャーナリズム / 危機意識 |
研究開始時の研究の概要 |
事実をベースに政治・経済分野にも言及する社会問題小説と、空想・妄想をベースにスキャンダラスな出来事が起こるセンセーション小説は一見すると異質だが、どちらも新聞・雑誌が頻繁に取り上げた「危険な」トピックを扱っているために、フィクションであると同時にジャーナリズムの孕むリアリズムを兼ね備えていることが想定される。本研究は英国のセンセーション小説の代表的な作品に焦点を置き、この近くて遠い2分野が連続して19世紀中頃にピークを迎えた理由を、出版文化・市場と作品の内容の両面から考察し、情報社会における危機意識に照らしたジャーナリズムとフィクションの関係性に光を当てることを目指すものである。
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