研究課題/領域番号 |
24K16018
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
鈴木 孫和 立教大学, 文学部, 助教 (90974288)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ライフ・ライティング / 科学史 / 伝記 / 心理学 / 優生学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、「ライフ・ライティング」と総称されるテクスト群の一部を構成する伝記にとって大きな転機の一つであった1880年代から1930年代までの期間に注目し、特に優生学や性科学の枠組みの中で行われた人間心理の研究に伝記がどう関わったかを明らかにする。心理学は、19世紀後半以降否応なくその存在感を伝記作家に意識させていたのみならず、それ自体伝記という諸分野の交差点に位置するジャンルを強く意識していた。この緊密な関係性の一端を解き明かすことで、本研究は伝記文学の歴史的理解を精緻化すると同時に、科学史の領域にも貢献することを目指す。
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