事象を項に取るドイツ語形容詞の統語環境と意味機能に関する研究

• 研究課題/領域番号: 24K16062
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分02060:言語学関連
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 信國 萌 大阪公立大学, 大学院文学研究科, 講師 (00868193)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
• キーワード: ドイツ語 / 形容詞 / 事象 / 語彙的アスペクト

研究開始時の研究の概要

形容詞には、いわゆるモノとコトのどちらの性質も表しうるものがあるが、形容詞の統語と意味に関する研究では、主に形容詞とモノ名詞のつながりが扱われることが多い。本研究課題では、ドイツ語形容詞の中でも主にコトの性質を表す形容詞を取り上げ、形容詞が現れる文の統語的・意味的構造を、コーパスの実例に基づき調査・分析する。形容詞ごとに現れやすい統語環境を、形容詞が性質を表す対象である事象の種類（語彙的アスペクト）との関係から包括的に説明することを目指す。