研究課題/領域番号 |
24K16064
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 神戸市外国語大学 |
研究代表者 |
角 悠介 神戸市外国語大学, 外国学研究所, 客員研究員 (50837341)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ロマンシュ語 / ロマニ語 / 標準語 / 言語計画 / 言語教育 |
研究開始時の研究の概要 |
ロマンシュ語はスイスの公用語の一つである。1982年に各方言の共通要素を基に構築された「共通ロマンシュ語」が提唱され学校教育に導入されたが、方言話者からの反発の声が強く、近年教育現場の言語は各方言にほぼ置き換わった。似た状況にあるのがルーマニアのロマ(ジプシー)の言語「ロマニ語」である。ルーマニアには4つのロマニ語方言があるが、方言の共通要素から造られた「標準ロマニ語」が1992年から大きな反発もなく広く普及している。本研究では類似点の多いこの二つの少数言語の標準語の比較と検証を行い、何が普及と衰退を分けたのかを明らかにし、様々な少数言語保護のための未来の政策へとつなげる。
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