研究課題/領域番号 |
24K16083
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02070:日本語学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
古田 龍啓 高知大学, 教育研究部人文社会科学系人文社会科学部門, 講師 (70972537)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 抄物資料 / 日本語史 / 文法史 / 室町時代語 / 中世後期語 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、日本語史上の転換期である室町時代語を反映する抄物(しょうもの)資料を主たる考察対象に据え、古代語から近代語へいたる文法の変化を解明する。抄物資料は、当時の禅僧や学者によって作成された講義録であり、話しことばがふんだんに現れる。広範な抄物資料を活用することで、副詞などの史的変遷を明らかにする。あわせて、抄物資料の文献学的研究にも取り組む。言語研究に資する新資料として、プリンストン大学東アジア図書館蔵『中興禅林風月集抄』を取り上げ、資料的性格や言語的特徴を詳らかにする。また、利用の促進を狙い、言語資料として評価の高い前田育徳会尊経閣文庫蔵『論語講義筆記』の翻刻文を作成し、公開する。
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