幕末明治期における辞書体資料の受容に関する研究

• 研究課題/領域番号: 24K16088
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分02070:日本語学関連
• 研究機関: 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所
• 研究代表者: 小野 春菜 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, プロジェクト非常勤研究員 (40989943)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 倭訓栞 / 近世国語辞書 / 国語辞書史

研究開始時の研究の概要

本研究では、幕末明治期における古辞書の継承過程を追究する目的から、近世三大辞書の一つである『倭訓栞』の写本（組合せ本）の全容を解明する。本資料によって、近世後期に未発表の記載がどのように受容され、増補を伴う活字本へ昇華されたのかが明らかになる。研究を進めるべく、組合せ本の所蔵施設にて調査を実施する。また、整版本の見出し語と対照可能なデータベースの作成や、活字本の増補部との対照を行い、その実態を把握する。