研究課題
若手研究
日本語教育の現場では、学習者にとって理解しやすい発音指導の方法と教材が求められている。本研究では、学習者の母語(母方言を含む)を活用したオンライン発音講座の開発と検証を通して、日本語音声教育の新たな教授法の確立に繋げることを目的とする。具体的には、次の流れで実践研究を行う。①学習者の母語を活用して日本語の音声について学習するオンライン発音講座を制作する。②本講座を応募者の所属大学で学内公開し、実践を通してその効果と改善点を解明する。③改善後の講座を協力校で限定公開し、実践を通して教育現場で運用する際の問題点を解明する。④一連の実践の結果を踏まえて最終調整を行い、改善後の講座を広く一般公開する。