研究課題
若手研究
本研究では、英語ライティング能力における機能的達成度 (Functional Adequacy) の重要性を探究する。これまでの研究において、英語運用能力を測定したり、その発達を捉えたりする場合には、言語の形式的な側面に関心が向けられ、機能的な側面に関心が向けられることは少なかった。本研究では、形式的な側面だけでなく、状況や場面に応じて英語を適切に運用し、英語を使ってどの程度意図したことが達成できたのかといった機能的な側面にも焦点を当てる。そうすることで、言語の形式的な側面と機能的な側面がどのように有機的に関連しているのかを解明し、より多角的に英語ライティング能力を捉えることが可能となる。