研究課題/領域番号 |
24K16185
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
安達 未菜 東海大学, 文明研究所, 助教 (80981969)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | プロヴァンス / 地域主義 / フェリブリージュ / ミストラル / ナショナリズム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は南仏プロヴァンスの地域主義運動団体フェリブリージュ(1854年創設)を研究対象とし、先行研究で問われてこなかった彼らのトランスナショナルな活動に焦点を当て、ラテン民族の連帯とその思想水脈を解明する。新たな史料の発掘によって、第三共和政期におけるフェリブリージュの活動は、単なる国家対地方のナショナリズムをめぐる相克というストーリーに収斂しえない、同時代の状況を反映した斬新な政治運動の可能性を秘めていたことが解明されつつある。本研究は、「汎ラテン主義」の分析を通じて、ラテン民族を紐帯とする超国家的な地域主義者の連帯という新たな社会構想の試みを解明することを目的とする。
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