研究課題/領域番号 |
24K16194
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分03050:考古学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
上田 直弥 大阪大学, 大学院人文学研究科(人文学専攻、芸術学専攻、日本学専攻), 助教 (70823780)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 古墳時代 / 竪穴系埋葬施設 / 横穴式石室 / 西日本 |
研究開始時の研究の概要 |
古墳時代中期の畿内では前期を引き継いだ竪穴系埋葬施設が最上位の葬制として採用される一方、北部九州ではそれまでの畿内的葬制から独自の埋葬施設(九州系石室)への転換が起こる。また後期には畿内型(系)横穴式石室が成立・広域波及する一方、九州や山陰などでは独自の葬制が存続し、画一化傾向と多様性という一見相反する状況が生じる。こうした秩序の多元的状況の歴史的背景を明らかにするため、埋葬施設の遺構論的検討を主な手段として、古墳時代中期・後期それぞれにおける各地域の葬制秩序の相互関係を分析する。そして前半期を含めた通時的なモデル化を実施し、古墳時代の葬制秩序がみせるダイナミズムの復元を試みる。
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