研究課題
若手研究
氷河平衡線高度(ELA)は,氷河が形成されうる理論的高度を示すため,氷河モニタリングにおいて最も重要なパラメータであると考えられている.しかしながら,現地調査によるELAの観測事例は多大な労力と時間を要するため,一部の氷河に限られている.本研究では,衛星搭載合成開口レーダ(SAR)データを使用したELA観測手法を確立させ,全球氷河のELAとその時系列変化を“初めて”観測することを目指す.